地域活動と臨床

●心理リハビリテイション関連の活動

 兵庫リハビリテイション心理研究会
 心理リハビリテイションと動作法についての学習と実践を主な目的として、兵庫県内の特別支援教育に関連する教員を中心に組織している研究会です。
 年次大会、療育キャンプ、ミニキャンプ、月例会、研究誌の発行など多彩な活動を行っています。

 <療育キャンプ>
 日本を中心として東アジア地域で50ヶ所を超える地域で、心理リハビリテイションキャンプが実施されています。
 2016年度は兵庫リハビリテイション心理研究会療育キャンプをはじめ、県内で開催されるミニキャンプにスーパーバイザーとして参加します。

 <月例会>
 兵庫県内では、約40ヶ所で動作法を用いた月例会が実施されています。
兵庫教育大学月例会はもちろん、その他の場所の月例会にも参加してスーパーバイズを行っています。
 兵庫教育大学の月例会については、トレーニーと保護者さん向けのご案内トレーナー向けのご案内をご覧ください。


●社会における活動

 2013年度~2015年度 :加東市インクルーシブ教育システム構築モデル事業/スーパーバイザー
 2013年度~   :加東市障害者地域協議会/会長
 2012年度    :加東市障害者計画検証委員会/委員長
 2011年度    :加東市障害者基本計画及び障害福祉計画策定委員会/委員長
 2011年度~   :兵庫県立特別支援教育センター「ひょうご専門家」チーム/相談員
 2011-2013年度 :明石市地域自立支援協議会発達支援部会療育検討分科会/座長
 2009-2010年度 :明石市地域自立支援協議会発達支援部会就学前期分科会/座長
 2008年度~   :小野市療育事業「親子ふれあい教室」/講師
 2006-2012年度 :厚生労働省 社会福祉士及び精神保健福祉士試験委員会/委員


●国際活動

 モンゴル
  2010年2月から、モンゴル国立教育大学と研究交流を行っています。
  研究者同士の交流に始まり、モンゴルの障害児者事情の現地調査、モンゴル側スタッフの日本視察などをほぼ毎年実施しています。
 ・2013年秋には、モンゴル国立教育大学と兵庫教育大学の学術交流協定が結ばれました。
 ・2014年冬には、モンゴル国立教育大学バイガルマー教授を兵庫教育大学に招へいし、共同研究を行いました。
 ・2014年秋には、モンゴル国立教育大学バトツェンゲル准教授を兵庫教育大学に招へいし、共同研究を行いました。
 ・2015-2016年度は、日本学術振興会二国間交流事業による助成を受けて、モンゴル国立大学で5つ(知的障害児、聴覚障害児、自閉症児、肢体不自由児、障害の早期発見と対応)の集中講義を実施し、そのための教科書を作成しています。

 韓国
 ・2014年3月に、公州大学特殊教育科Kwak Seung-Chul教授を兵庫教育大学に招へいし、共同研究を行いました。
 ・2016年1月には、公州大学で行われた国際シンポジウムで日本の特別支援教育の状況を報告しました。

 イラン
 ・2011年1月に、イランのリハビリテーション・社会福祉大学大学院のアスガ・ダットハ教授を兵庫教育大学に招へいし、共同研究を行いました。
 ・2016年2月には、イランのリハビリテーション・社会福祉大学を訪問し、イランの障害児者事情を調査しました。

 デンマーク
 ・2012年3月に、学内の「理論と実践の融合」に関する共同研究活動の一環で、福祉国家と呼ばれるデンマークにおけるノーマライゼーションの現状を視察してきました。日欧文化交流学院にコーディネートをしていただき、特別支援学校や障害者福祉施設などを見学してきました。