卒論執筆を振り返って
仲上 寛紀 (2015年2月末)
卒業論文タイトル 大学生における自立についての意識と現状

【どうしてこれに着目したのか】

  自分自身、「自立できているのか」と考える場面が日常生活の中で多くあって、どうしたら自立した人になれるのだろうと思ったことがきっかけです。現時点で自分一人で生活していけるだけの力はまだなく、いざという時は親や周りの人に助けてもらっている現状で、どうすれば自立に近づいていくのか、自立するには何が一番大切なのかを知りたいと思いました。そして、自分と同じように生活している学生は、自立についてどのように考えているのかを調査することで、今の自分の、自立に向かっていく上での立ち位置を知るきっかけになればという考えのもとテーマを設定しました。

【制作の過程】

  進めていく中で、多くの困難に遭遇しましたが、先生やゼミ生の方に相談に乗っていただいたり、協力していただいたりしたおかげで、何とか完成させることができました。当初から問題のテーマは決まっていたのですが、アンケート調査、集計、結果の入力、考察、まとめと、やるべきことの多さに気づいたのが年明けてからという感じだったので、最後の方は体力的にもなかなか厳しい状況に追い込まれたような気がします。

【卒論を終えて】

 何とかやり遂げようという気持ちを持って取り組むことができたので、提出した時の達成感は大きかったです。ただそれ以上に、やり終えた後の脱力感の方が何倍もありました。そこは間違いないです。(笑)
 それから、一生懸命やったはずなのに、卒論発表会でなぜか笑いが起こるという現象に・・・。ある程度想像はしていたのですが、普段ボーっとして何も考えていないような人だと思われていたのか、真面目にやればやるほど、学校教育コースのみんなが爆笑していました。教授の方も含めて。(泣)
 しかし、テーマ自体は、みんなの興味を引く内容だったと思うので、そこはよかったかなと思います。  

【後輩のみんなへ】

 Where there's a will, there's a way(意志あるところに道は開ける)
 どんなことでも、自分で決めた強い意志があれば、とことん納得いくまでやって欲しいと思います。例え思い描いているような道にならなかったとしても、その道筋は自分が頑張ってきた確かな足跡となって、自分の中に残り続けるものとなるでしょう。      


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