2024年度についてのお知らせ
2024年度はゼミ生の受け入れを行っておりません。そのため,卒業生・修了生についてのページとなります。ご了承ください。
ゼミの特徴
私の専門が,自己論や青年心理学になりますので,そのようなテーマに関心のある人たちが集うゼミとなります。
心理学の研究法に則って,卒業論文や修士論文の作成に取り組みます。
ゼミの雰囲気は,構成メンバーによってかなり異なりますが,OB・OG会もあり,その後も楽しく集っています。
ゼミの進め方
■文献講読+研究発表
問題意識が定まらない時には,文献を読み進めます。論文の形式,読み取り方などについて学びます。また,論文をもとに議論するということについて学びます。その議論を通して,自分の問題意識を形にしていきます。
テーマが決まってきたら自分の問題意識に基づいて発表していきます。
毎週,担当の発表者を1~2名立てて,順番に発表していきます。
■行事
大学院(昼間クラス)・大学院(夜間クラス)・学部のメンバー全員そろっての合同ゼミを年に2回程度実施。
なかまゼミのなかま:卒業生
■卒業生(2009年までは福島大学,2010年以降は兵庫教育大学)
・論文タイトルは各論文の「論文要約」にリンクしています。
・名前にリンクのあるところからは,各執筆者による「卒業論文執筆を振り返って」コメントを見ることができます。
なかまゼミのなかま:修了生
■大学院生(兵庫教育大学)
・論文タイトルは各論文の「論文要約」にリンクしています。
・名前にリンクのあるところからは,各執筆者による「修士論文執筆を振り返って」コメントを見ることができます。
ゼミを希望する方へのメッセージ
■学部生へ
ゼミでは、卒業論文を作成することが大きな目標になります。心理学の研究手法にのっとった卒業論文を作成します。調査や実験を行ってデータをとり、分析していくという手続きが入るため、早めに問題意識を決める必要があります。
※実験や調査において、謝礼の用意が必要な場合があります。
そのような形式的な手続きよりも、自分の問題意識を明確にして、それに取り組むという手続きを最重要課題としています。当たり前のことに疑問をもったり、知っていることをさらに深く知ろうとしたりすることで、問いは見つかります。ただ、その問いが検討可能な問いなのか、さらに精査する必要があります。問いが見つかったら、その問いに対して主体的に挑む姿勢が必要になります。要は、自分の頭、さまざまな力を駆使して、しっかりと考え、調べ、検討するということです。
また、調査や実験をする場合には、他者の協力が不可欠です。ネットワーク作りに日頃から励むと同時に、調査や実験の際のマナーなど、しっかり身につけましょう。
卒業論文執筆においてはその過程を経験してもらうことに重きを置くため、結構しんどい思いをすると思いますが、そこにのれたら充実感を経験することもできます。卒業論文を書き終えた時、その卒業論文が、自分の思いやがんばりなどのつまった、愛着のもてるものにいなっていたら、指導教員としてこの上なく幸せです。
■院生へ
本当に自分が知りたいことを核として問題意識を作っていかないと、途中でつらくなります。でも、そのようなテーマには、多くの場合、自分の思いこみがかなり強く入り込んでいます。その思いこみが思いこみであることに向き合える人、魂をもって自分の問題意識を深めていける人、大歓迎です。