修論執筆を振り返って
小林 祐太(2024年3月)
卒業論文タイトル 話し合いの場面で発言しない理由
ー 自己意識と他者意識との検討 ー

【どうしてこれに着目したか】

私は元々言葉の力というキーワードについて考えたくて大学に入ってきていました。自分の選んだ言葉自分にしか紡げない言葉この言葉を生徒から引き出せる先生になりたいと同時に思っていました。そして、中学校の国語の授業で話し合い活動を取り入れることを考えたり、ゼミで色々な考え方や概念を教えて貰う中で対話というキーワードが自分の思っている言葉の力とかなり結びつく部分が多いこ斗に気づきました。そして、ではこの対話の抵抗になっている要因を知ることで自分のやりたい言葉を引き出すという事に繋がるのではないかという流れで、まずは抵抗要因を探ること、そして自己他者意識との関連を見るというものにいきつきました。自己他者意識については私はは他の人の目が気になるから自分の言葉を紡げないのかなと純粋に思っていたことを概念として中間先生に教えていただいたことがきっかけでこのことについて調べたいと思ったからいきつきました。

【苦労したこと】

苦労したこととしては、自分は本を読むのは元々好きだったこともあり興味のあることを知れる新書や本を読むのは苦ではなかったが、パソコンがとにかく苦手なため、パソコンにレジュメを作りながら読むというのは大変だった。

論文執筆にあたっては、書くこと自体はかなり楽しくできたがここでも体裁を整えたり表を作ったりするのに苦労した。

【執筆を終えて】

卒業論文の制作が純粋に楽しかったというのが初めに出てくる感想です。これまで勉強を自分から好んでやることは無かったが、この2年間でもっと知りたいと思ったりゼミで話をする中で自分の知見が広がったり深まったりしていく感じがしてとても充実していたように思う。これから生きていく上でいわゆる勉強の楽しさの本質であったり、研究の進め方物事を調べる時の順序のようなものを1から教えて頂けて中間先生のゼミに入って本当に良かったなと思うと共に中間先生やゼミで関わってくださった方達には心から感謝しています。ありがとうございました。

【後輩へ】

ゼミで直接的な後輩は残念ながらいなかったけど、今後の後輩に向けてのメッセージを書かせていただくと、自分がなにを研究したいのか見つかるまでは行ったり来たり進んでいる感じもしないけど、たとえ卒業論文に直接は関係なかったとしても知識を持って損をすることはなくて、自分勉強しているという気持ちに浸るだけでも大学生活を有意義に暮らす1つの要素になると思います。中間先生とお話をするだけでも沢山見えてくる世界があると思うので是非自分なりに研究の楽しさのようなものに触れてみてください。応援してます。


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