配属希望者向け
研究テーマ,研究方法,研究室訪問について
主な関心領域
当研究室では,臨床心理学および異常心理学にもとづく量的研究に取り組みます。中心的なテーマは,解離,トラウマ,ストレス,感情,感情制御,心理測定,尺度開発,尺度の性能評価などです。
ゼミ生の学習状況や研究計画によっては,これらに隣接するテーマも指導可能です。ただし,研究の方法としては量的研究を前提としています。
研究スタイル
当研究室では,問題のある研究実践行為(QRPs)を避け,再現性のある研究を行うことを重視しています。データ収集前に,ゼミ内で仮説と分析方法を確定させます。
標準的な統計ソフトはRです。必要に応じて,Rの導入からサポートします。Rを用いることで,統計解析だけでなく,スクリプトによる再現可能な分析手順も身につけることができます。
重視すること
- 量的研究に取り組む姿勢
- 仮説と分析計画を事前に明確にすること
- Rを用いた再現可能な分析
- 研究成果を学会発表や論文として社会へ還元すること
主に扱う方法
- 回帰分析,一般化線形モデル
- マルチレベル分析
- 構造方程式モデリング
- 項目反応理論,ネットワーク分析
指導とサポート
臨床の訓練や資格取得だけでなく,研究活動にも力を入れています。ゼミでは研究計画の立案,倫理審査,データ収集,分析,学会発表,論文化までを一貫して支援します。
- 研究計画と分析方針の検討
- Rの導入と解析支援
- 学会発表や論文投稿に向けた指導
- 授業と並行したスーパーヴィジョンや学習支援
この研究室に向いている人・難しい人
- 向いている人
- 臨床心理学や異常心理学のテーマを量的に検討したい人,統計や研究法をしっかり学びたい人,研究成果を社会へ還元したい人。
- 相性が良い人
- Rを使った分析に前向きな人,再現性や研究倫理を大切にしたい人,学会発表や論文投稿まで見据えて研究したい人。
- 難しい場合がある人
- 研究方法として質的研究を主軸にしたい人,分析計画を事前に固める進め方が合わない人,統計や研究法を学ぶことに強い抵抗がある人。
研究室訪問
進学を希望する学部生や大学院進学を検討している方の訪問を歓迎します。オンライン面談も可能です。訪問を希望する方は,研究者総覧からご連絡ください。
訪問や面談の有無は入試の合否と一切関係ありません。守秘義務の関係上,原則としてゼミ生以外は臨床指導・スーパーヴィジョンに参加できません。
よくある質問
- 統計が得意でなくても大丈夫ですか。
- 大丈夫です。必要に応じて,Rのインストールや基礎的な使い方から支援します。
- SPSSやAmosを使いたいのですが,対応できますか。
- 研究室の標準ソフトはRです。そのため,基本的にはRを用いた研究計画を前提とします。
- 訪問しないと入試で不利になりますか。
- なりません。訪問や面談の有無は入試の合否と一切関係ありません。