兵庫教育大学  教育実践高度化専攻  小学校教員養成特別コース
  
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 教員の資質の向上を

  −教員の実践力が子どもを変える−


  新小学校学習指導要領では「生きる力」を育成すること,知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視すること,道徳教育や体育などの充実により,豊かな心と健やかな体を育成することなど,多岐にわたる基本的ねらいがあげられています。そのため学校現場では,これらに対応できる力量を身に付けた教員が求められています。
 小学校教員養成特別コースは,大学卒業予定者や社会人など小学校教員免許状を取得していない人を対象に,学部教育で修得した専門性や社会経験を生かして,多岐にわたるねらいを達成できる実践的な指導力・展開力を備えた教員を育成します。
 本コースの教育課程は,主として1年次で小学校教員免許状取得に必要な科目,2年次で選択科目と5か月にわたる実習科目,3年次で共通基礎科目とインターンシップ・教育実践研究等を履修します。専門科目は,学級づくりと授業づくりを柱とする15科目を開講,いずれも教育現場の「現実」と「理論」の融合を図ります。特に,実習科目である実地研究T・Uでは1週間のうち,月曜から木曜までの4日間を実習校で,そして,金曜にリフレクションセミナーとして学校現場での指導経験のある修学指導教員の指導のもとに,1週間を振り返り,次週の実習計画を立てるなど,教育実践経験の質的向上をめざし充実した実習を計画しています。換言すれば,本コースは大学院生の君たちを教育現場で即戦力として活躍できる小学校教員に育成するところです。
 「学ぶのをやめたとき,教えることをやめるべきである。」
 一日,一日を大切に,日々「学ぶこと」に精進し子どもの心のわかる教育実践力のある教員になりたくありませんか。本コースはそのような教員になりたい人を歓迎します。

         松下コース長のゼミ指導風景です。

                             小学校教員養成特別コース長   松下 健二