保健体育
体育学
体育とは何かという「歴史学的視点」,スポーツとは何かという「哲学的視点」,そして,社会におけるスポーツの機能,役割とは何かという「社会学的視点」から学びます。また,心理学からは,運動・スポーツ場面における行動と心理との関係について理解を深めます。
運動学
運動生理学では,運動時の身体変化としての呼吸・循環や神経・筋機能および,トレーニングの在り方等について学びます。具体的には,トレーニングによる生体応答,代謝・体組成の変化などです。また,バイオメカニクスでは,運動・スポーツにおける効果的・効率的な動き等について学びます。具体的には動作解析,筋電位解析,生体組織の力学的性質の効果的利用などです。
学校保健
児童生徒における健康や生活に関わる行動,生活環境の実態を明らかにするとともに,健康に影響を与える要因について検討します。また,喫煙や飲酒,薬物乱用などの,子どもたちの危険行動を防止するための方策についても理解を深めます。
保健体育科教育
保健体育の授業ではどのような学習の達成を目指すのかという「目標論」,そのために同授業ではどのようなことを学習するのかという「内容論」から学びを進めていくとともに,保健体育における良い授業,優れた授業のあり方について理解を深めます。
大学院ライフ
授業科目
専門領域科目群
保健体育科教育論保健体育科授業研究
からだと心の健康
健康教育論
学校保健研究
子どものリスクと安全教育
子どものメンタルヘルス
身体運動科学
スポーツ文化論
スポーツ心理学
運動指導の基礎と応用
地域スポーツの運営と課題
広領域科目群
ライフスタイルと健康探求力を要請する課題研究
課題研究研究活動
日本体育学会をはじめ,日本体力医学会や日本トレーニング学会,日本コーチング学会,日本バイオメカニクス学会,日本スポーツ心理学会などの学会大会において,口頭発表やポスター発表の形式により,自身の研究テーマに関する発表を行います。指導教員や学外の研究者からの貴重なアドバイスをもとに,より質の高い修士論文の執筆を目指します。
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親睦活動
主な親睦会として,修士1年生は4月頃に歓迎会,修士2年生は9月の中間発表会の後にお疲れさん会が開かれ,それぞれ親睦を深めることができます。
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野外活動実習(希望者は参加可)
本学キャンパス内にある野外活動実習施設などを使用し,1泊2日程度の活動を行います。飯ごう炊飯やテント設営,ネイチャーゲーム,キャンプファイヤーなどを通じて,野外での活動に必要な知識,スキルの習得を目指します。
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スキー実習(希望者は参加可)
貸し切りバスで長野県志賀高原のスキー場まで出向き,約1週間にわたり実習を行います。実習自体は初級グループ,中級・上級グループに分かれて行い,実習最終日にはどの参加者もスキルの上達を実感することができます。
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【取得できる教員免許】
小学校教諭専修免許状
中学校教諭専修免許状(保健体育),高等学校教諭
専修免許状(保健体育)