兵庫教育大学 大学院(専門職学位課程)教育実践高度化専攻 理数系教科マネジメントコース(数学分野)

学びの内容:専門科目
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教職大学院としての共通科目に加えて,以下のような専門科目があります.

教科内容に関する科目

・「数と式」領域の探究的学習教材
・「図形」領域の探究的学習教材
・数学教材の背景と応用
(数学の講義でもあり,同時に,種々のトピックによる教材研究でもあります.)

教科教育に関する科目

・算数・数学教育の理論と実践
・算数・数学科の授業づくりと評価
(実際の教材・教具を使ったワークショップ的学習も)

教科内容と教科教育を架橋する科目

・数学的リテラシーと算数・数学的活動
・中等数学科教材研究
(数学教育学の理論から,実際の授業実践,教材研究,数学の話まで融合した講義です)


学びの内容:実践研究
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 ゼミでの研究は「理数系教科教育実践研究」という科目の下で行われます.

 まず,入学して最初に重要となるのがゼミの決定です.どの指導教員のもとでゼミを行うかを決めて,定期的(週に1回程度)にゼミを行っていきます.

 また半年に1度ずつ(およそ9月と2月)に,全体での中間発表会を行います.全体での中間発表会には,教員と院生が全員参加し,院生からは研究の進捗状況の報告,教員からは質問やアドバイスがなされます.教科専門の教員も,教科教育の教員も,いっしょになってよい実践研究にしていこうと助言していきます.

 最終成果物として,修了時には研究を「教育実践研究報告書」としてまとめることが求められます.教職大学院として,カリキュラムには学校現場での実習が実践研究のフィールドとして位置付けられており,理論研究だけでなく,現場での実習に基づいた実践的研究が求められます.

 これまで以下のような研究がおこなわれています.

令和2年度 教育実践研究報告書タイトル

・算数を自ら発見・創造する子どもの育成をめざした授業づくりに関する研究
・中学校数学科におけるオープンアプローチによる指導に関する研究
・高等学校数学科におけるアクティブ・ラーニングの実現に関する研究
・高等学校数学科における数学的モデル化を取り入れた授業づくりに関する研究