CST
理科分野を目指すあなたへ

コアサイエンスティーチャー(CST)養成プログラム(昼間のみ開講)

【コアサイエンスティーチャー(CST)とは】

コア・サイエンス・ティーチャー(CST)とは、地域の初等・中等教育の場で、指導的な役割を担うことができる理科教員のことです。兵庫教育大学では、平成21 年度から2年間にわたり JST(科学技術振興機構)からの受託事業として、CST 養成拠点構築事業を試行しました。現在は JST の支援を離れ、兵庫教育大学独自の CST プログラムとして発展しています。

【コアサイエンスティーチャー(CST)養成プログラム】

理数系教科マネジメントコースに所属する大学院生向けのプログラムです。
このプログラムは、実験や観察を中心とした科目群を履修することで、児童生徒に理科の面白さを伝えることができる知識と技能を習得し、地域の初等・中等教育の場で指導的な役割を担う理科教員の養成を目的としています。

  • 対象学生:理数系教科マネジメントコース(理科)に所属する学生
  • 履修方法等:理数系教科マネジメントコース(理科)で開講されている授業科目から所定の単位を修得します。所定の単位を修得し審査に合格した人に、兵庫教育大学独自のコアサイエンスティーチャー(CST)養成プログラム履修証書を授与します。

【CST マスター】

CST マスターの称号は、地域の理科と科学教育において、指導的な立場で積極的な活動を行っている修了生に対して、CST 運営室から授与し講演会を開催しています。 歴代の受賞者は次の通りです。

平成25年1月 (第1回)
森本 雄一 氏 (兵庫県東播工業高等学校教諭)
「理科教員育成および科学教育発展に向けたファラデーラボの構築」

平成26年1月 (第2回)
觜本 格 氏 (神戸親和女子大学教授)
「授業づくりは面白い。楽しく、よくわかる理科の授業の創り方」

平成27年1月 (第3回)
緒方 秀充氏(豊田市教育員会、指導主事)
「好奇心と思考力を育てるための理科教材開発と単元作り」

平成28年2月 (第4回) 繁戸 克彦 氏(兵庫県立神戸高等学校)
「今、理科教師としてできること ―実験観察会や研究発表会、生徒に科学する機会を作りたい-」

平成29年2月 (第5回)
西村 秀洋 氏(大阪府立園芸高等学校 首席)
「生命科学技術教育15年間の取り組み -高校生にシーケンサーや電子顕微鏡は使えるのか-」

平成30年2月 (第6回)
東田 純一 氏 (兵庫県立明石高等学校 教諭)
「生徒の興味・関心を引くわかりやすい理科授業の開発・研究」

平成31年2月 (第7回)
清水 敏一 氏 (兵庫県立須磨東高等学校 教諭)
「普通科高校における総合的な学習の時間 -理科・化学系の講座の取り組み-」

令和2年2月 (第8回)
宮垣 覚 氏 (兵庫県立宝塚北高等学校 校長)
「兵庫県の理数教育推進のための取組」